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治具製作・・



切削加工をするに当たって手持ちの切削工具だけでは加工出来ない場合や効率が悪い場合は治具を製作しましょう。

材料を機械にセットした後に治具製作を忘れてたってことになると二度手間となります。

そうならないためにも図面をしっかりと確認し、頭のなかで加工の段取りを組み、手際よく作業に取り組みたいものです。


治具は購入できるものもたくさんありますが、経費削減・技術力強化のためにも自前で製作が基本。

普段、仕事中に思いついた効率アップ治具は製作メモに記しておき、暇なときに製作しましょう。




【治具が必要な状況】
・材料が固定不可もしくは動かないか心配

・刃物が切削箇所に届かない

・ビビリの心配があるもしくはビビル
※刃物選定、研ぎ方が悪い可能性も有り

・加工効率が悪い、寸法誤差が大きい


【便利な治具紹介】
・正直台(Vブロック)

加工や測定の基準がきちんと出せるようにするための補助具
他に寸法を揃えた角物の「ようかん」やリング状の「ドーナツ」がある


・センタージャッキ



・スクリュージャッキ



・ステップクランプセット

階段状にした台座で微調整可能


・カップリングナット

寸切りの延長に使用(ジャッキ代わりにも)


・三方バイトホルダー(バリキ)

刃物台の延長治具


・当たり

寸切りなどで機械に合った当たりを製作しておくと数物に有効


・加工座


二個目以降、型にセットしてクランプすれば芯出し不要
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