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刃物の研ぎ方(基礎知識)・・



刃物を研ぐに当たってグラインダーの特性についてお話しします。

砥石を自分で購入していない方や説明を受けていない方の場合、特性に沿った使用をされていないことがあります。


両頭グラインダー


予算と設置場所に余裕があるならば、両頭グラインダーを二台並べ、砥石をテレコにセットすることで正刃と逆刃の刃物をストレスなく研ぐことが可能です。

砥石には種類があり、一般的な加工において使用されるものは鋼用と超硬用です。


鋼用


超硬用


その他(ステンレス用など)


鋼用は目が粗く、超硬用は目が細かいため荒引きと仕上げという感覚で使用されている方もいるのでは・・。

用途以外で使用する(鋼用で超硬を研ぐ)と砥石がバンバン減って(鋼が超硬に負けて)すぐ交換することになります。

【具体的には】
スローアウェイチップ:超硬用
ロウ付けバイト(超硬)の刃先:超硬用
ロウ付けバイト(超硬)のシャンク:鋼用
ハイスバイト:鋼用
ドリル:鋼用


構成刃の除去や刃先を殺す場合は油砥石やハンドラッパーを使用します。

この二点にも用途があり、鋼関係は油砥石を超硬関係はラッパーを使用します。


油砥石


ハンドラッパー


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